口臭と一言で言っても色々な種類があります。まず一般的には、生理的口臭と病的口臭に分けることができるのですが、生理的口臭というのは、誰でも持っている口臭で、寝起きの時の口臭や緊張をした時の口臭、そして加齢による口臭などが生理的な口臭としてあげることができます。そして病的な口臭というのは、何か体の中に病気を発症していて、病気によって引き起こされている口臭のことを言いますが、たとえば虫歯や歯周病もその一つですし、胃潰瘍や糖尿病なども口臭を発生する病気です。
口臭の種類はほかにも、食べ物によって引き起こされる口臭もあります。キムチを食べたりにんにくを食べたりした時に起こる口臭もありますし、お酒やコーヒーなどの口臭もあります。口臭の種類はこの三つが一般的ですが、このほかにも自臭という口臭があります。
こちらは、実際には他の人には感じられない口臭なのに、自分だけが口臭を感じてしまって、口臭が自分はキツイと思いこんで人と接するのが怖くなったり、人と話をするのが怖くなるというケースもあり口臭恐怖症という症状を起こすこともあるといわれています。
口臭といってもこのように色々な口臭がありますから、自分の口臭が最近気になりだしたという人の場合には、口臭の原因が何なのかどれに当てはまるのか考えてみましょう。